高月十一面観音の特徴
cf.
(高月町立観音の里歴史民俗資料館のパンフ)
本体の構造
頭上面、化仏、耳とう、両手首、持ち物、胸飾りを除き、桧の一本造り
形相面
本面の両脇に各一面 配置
頂上面 仏面でなく、菩薩面
頂上面 の頭部に五智如来
耳飾り ---
造型
弾力観あふれる肉身 いずれの方向からも拝める
腰を中心にひねり
頭上面は各々大きく、うずたかく積み重なる
密教美術--9世紀前半、唐から精力的に輸入された天台系の密教美術の貴重な遺産
平安時代初期の木彫像特有の 翻波式衣文
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