交河故城のスズメ

 交河故城は、トルファンの西部にある。トルファン東部の高昌国が本拠としたら、交河城は出城だ。
河が交差する所で台地上にあり、守るに絶好の場所だ。ここはユネスコの世界遺産にも指定され、
整備が行き届いている。この日は雲が厚く、しのぎやすい。
 


当時の建物は半地下式で、少しは当時の模様が判る。当時の井戸の跡も
散見される。
 
 
 
 


 

ここでは喧噪もなく、落ち着いて散策出来る。
わずか残された大仏寺には、仏がんが
見えるが、それも頭がはぎ取られている。ここにも仏教とイスラム教との歴史が見える。
交河故城のそう積雲

 
 

    交河故城の崖プチに、スズメが巣くっていた。崖の隙間に巣があるのだろう。このスズメも、
古くシルクロード華やかな頃からいたのでろうか。まさか、砂漠を飛んできた訳では無いだろうに。
見渡して見れば、高昌国故城よりも緑が多い。かってはもっと緑が多かったろうし、スズメの餌の虫達も大勢いたろう。
 

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