日経トラベル主催
(1) 行程 1996年4月27日---5月3日
4月27日---関西国際空港から東方航空で上海へ。上海から西安行きの「西北航空」--大雨で北京に避難。
4月28日---北京から西安へ「西北航空」で無事 到着。兵馬俑」、秦の始皇帝陵、華清池等を見学
4月29日---早朝、西安から敦煌へ「西北航空」で砂漠の上を飛ぶ。敦煌南西70kmの陽関を見学
4月30日--敦煌 莫高窟 ---敦煌研究院へ表敬訪問--昼食をご馳走になる。
莫高窟見学---鳴沙山見学
5月1日---敦煌 莫高窟見学。夕食後、敦煌研究院の「馬」院長を招いて勉強会
5月2日---敦煌煌から、西安経由で上海まで飛ぶ。
5月3日---上海から無事、関西国際空港へ帰国。
西安 郊外---空港から西安へ向かう車中から田園風景
人家の周りは、黄色の菜の花と、紫の桐の花に囲まれて
ずっと青い小麦畑が広がり、遠く、ポプラ並木が春霞にかすむ。
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西安 郊外---スケッチ
白、紫の桐の花が満開。菜の花の黄色、小麦の青。 |
「春寒くして 浴を賜う華清の池
温泉水滑らかにして 凝脂を洗う ======
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西安 華清池---楊貴妃の風呂跡---スケッチ
亀の形 |
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莫高窟の前には柳、楡、ポプラ、クルミ等の木が、砂漠の真ん中のオアシスで輝やいていました。
ポプラの新緑が風にホロホロし、多数の楡の花(?)が咲き、西洋梨の白い花がオアシスの香りを運んでいます。
ツアー参加者 8名
添乗員、現地ガイド並びに敦煌研究院のガイドさん 計11名
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敦煌 莫高窟 北大仏-九層楼の前で、ツアー全員で記念撮影
MOGAO GROTTOES |
(1)「莫高窟」の特別講義
1.莫高窟の変遷---スライド
15万人見学。このうち3万人は外国人で(日本人はそのうち60%)
かっては交通不便が、幸運して年号が変わっても2年くらいは変わらなかった。
また、すべての時代で敦煌は地理的に隔離されていたので、大きな戦争がなく何百年も保存。
(鳴沙山の月牙泉には100以上のお寺があったが、文革で破壊される)。
2.保存対策
変色対策を研究中。模写は大変な作業。例えば8個の洞窟を模写するのに20名の画家で
で6年かかる。
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敦煌 莫高窟の勉強会−−写真
MOGAO GROTTOES |
2.菩薩等の髪型の時代別 変遷
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敦煌 莫高窟の菩薩の髪型の変遷--スケッチ
MOGAO GROTTOES |
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